森里川海プロジェクトというのは、環境省がスタートした「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクト。
読み方は、「もりさとかわうみ ぷろじぇくと」、そのままですね。
2015年からスタートしたSDGsや、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」や「パリ協定」などを実現するために、それぞれのライフスタイルを変えていく必要があります。
そのためにスタートしたのが森里川海プロジェクトです。
「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトとは?
森、里、川、海は深く関連して影響を与えあっています。山に降った雨や雪が浸透して森を強くします。
森は水をきれいにして、豊かな土壌が作られ、その土壌では木々が根を張り土砂災害を防ぎます。
森から川へ、川から海へと水が流れ、森から運ばれた水の成分や栄養が生物を育み、人の生活を豊かにします。
はるか昔から豊かな川や海の近くで人々が暮らし、文明が栄えてきました。
しかし、現代では過度な開発や、海外からの木材の輸入などいろいろな原因による管理不足で「森里川海」が不健康な状態となっています。
「自然資源(森里川海)を豊かに保ち、その恵みを引き出すこと」
「一人一人が、森里川海の恵みを支える社会をつくること」
を目指しています。
「森里川海を保全・再生し、都市部に住む人たちも含めて国民全体で森里川海の保全とそれに関わる人たちをつなげて、支えていく」
プロジェクトです。
※環境省より抜粋
森里川海プロジェクトはどうやって実現するの?
では、どのように森里川海の恵みを支えていくのか?ということになりますが、これは一人一人のライフスタイルシフトによって実現していきましょう!
というのが環境省からの提案です。
MY行動宣言 SDGsを実践するための暮らしのヒント
環境省のホームページに「SDGsを実践するための暮らしのヒント」というページがあります。
少し見にくいUIとなっていますが、とてもわかりやすく書かれています。
SDGsを実践するための暮らしのヒント
https://www.env.go.jp/nature/morisatokawaumi/patternlanguage.html
わかりやすい一部をご紹介します。
フードレスキュー
スーパーで買い物する時に、すぐに食べられる量なら期限が近いものを選ぶ、売れ残りやすい形が悪い野菜たちは積極的に選んで家に連れて帰ってあげる。
食材のレスキュー隊員になりましょう!
というお話
ゆるく続ける
「環境や人に優しい」を実現しようとすると、なかなか全てを完璧には難しいものです。
例えば、全てオーガニックフードやフェアトレードに変えるのは経済的にも負担が大きいですね。
そこで、「週に1回だけ」「調味料だけ」というように、
「なるべく」「たまに」「ときどき」選ぶだけでもよしとする。
小さいことでも100人が実践すれば社会には大きなインパクトになっていきます。
というお話。
MY行動宣言
ライフスタイルシフトとして、行動を少しづつでも変えていきましょう。でもどういうことを変えるの?
この5つを実践していきましょう。
WEBからMY行動宣言を送信することもできます。
森里川海チャンネル
普及啓発イベントやインタビュー等、いろいろな活動が紹介されています。
個人的に気になった(というより興味を惹かれた)のは、
東京ワン(湾)ダープロジェクト(TOKYO WONDER PROJECT)の「東京湾をいただきます」という動画。
You Tubeの埋め込みが許可されていなかったので下にYou Tubeのリンクを貼ってます。
東京湾でボートに乗ったり、船釣りをしたり、お寿司屋さんで東京湾で取れた魚を食べたり、馴染みの深い東京湾です。
その東京湾、700種類以上の魚が生息しています。
釣りに行けば、穴子やタチウオ、アジやサバ、ふぐ、タコ、冬にはカワハギなんかも釣れるので、東京湾の釣りは人気が高いですよね。
「東京湾をいただきます」動画。
https://youtu.be/QANQ5U8pz0E
テーマソング「MOTHER EARTH-森里川海のうた-」
森里川海プロジェクトは、MINMIさんがテーマソングとして「MOTHER EARTH-森里川海のうた-」が公開されています。
湘南乃風の若旦那さんの元奥様なんですね。
まとめ
今回は、環境省の森里川海プロジェクトについてでした。
読み方わからない、、から調べていくうちに、自分のライフスタイルも少しづつでも変えていかないといけないんだな、と実感しました。
身近なところからでもやっていくことで、未来の日本が良くなっていくとよいですね。
たくさんの本や動画、絵本も出ているので気になった方はぜひ手にとって見てください。
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